ハープスターはマイラー?2400距離延長評価をフォトパドック等で
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圧巻のパフォーマンスで1冠目を制したハープスター。最後の直線で感じた衝撃はいまだ鮮明に残っています。あまりの強さゆえ、マイラー説が囁かれているハープスターにメスを入れてみたいと思います。ズバリ!オークスの距離は持つのか?
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気性的には距離延長問題ない
ハープスターの性格はかなりおっとりしているようです。桜花賞のパドックでは桜の花を食べようとしたらしいです。同世代の他の女の子とはかけ離れた大物感。レース直前でも全く動じる気配はありませんでした。
鞍上の川田ジョッキーも桜花賞前までは「まだ本気で走ったことがない」とコメントしています。あとテレビで誰かが言っていたのですが、「競馬をきついものと感じていない、他の馬と楽しく追いかけっこしているだけのようだ」というニュアンスのコメントもありました。
それくらいハープスターは回りに動じず、競馬を楽しんでいるお馬さんのようです。これだけどっしりとした性格だと、オークスの距離延長にも気性的には全く問題ないでしょう。
血統的には問題ない
私は血統のことはよく分かりませんが、血統評論家である栗山求さんが以下のようにコメントしています。
牝馬二冠を制したベガの孫で、父がディープインパクトですから、母の父がスピードに特長のあるファルブラヴでも、2400mに泣くことはありません。あとは展開次第です。
展開次第です。という保険コメントが若干気になりますが、しっかりした血統背景(良血という意味で)と評論家の見解からして血統的にも距離は克服しそうです。
ハープスターの生産者は距離もつ
「距離はもつと思いますね」と話したのは生産牧場ノーザンファームの吉田勝己代表。
吉田代表はこの場で明言こそしなかったものの、「ハープスターは完全にヨーロッパ血統ですからね」と、すでにその視線は府中2400メートルではなく、ロンシャン2400メートルを見ているようだった。
ノーザンファーム代表である吉田勝巳氏が距離については「もつと思う」とコメントしています。「思いますね」という語尾がやや弱いですが。。
馬体的にはどうか?ブエナやウォッカ、ジェンティル比で
ハープスターとブエナビスタ、ウォッカ、ジェンティルドンナのオークス時のフォトパドックをチェックしました。(ウォッカはダービー時の写真)
ハープスター史上最強牝馬へカウントダウン!ウォッカ、ブエナビスタ、ジェンティルドンナと比較する - NAVER まとめ
歴戦の名馬達と比べ、ハープスターの第一印象は、
やはりマイルくらいがベストなのでは?
と感じました。全体的なバランスは素晴らしく、やはり名牝という感じなのですが、ブエナやウォッカ、ジェンティル比で胴づまりですし、ガッシリし過ぎています。
ただ、3歳牝馬同士の戦いでこれは重箱の隅をつつく行為なのかもしれません。ベストがマイルだと思いますが、2400mを全くこなせないわけではなく、パフォーマンスがマイルに比べて落ちるという認識でよいのではないでしょうか?
スローの瞬発力勝負の流れになったら間違いなく鬼脚で伸びてくることでしょう。逆に、速い流れでスタミナが要求される流れになったときは、何かに脚元をすくわれてしまう可能性も考慮しておけばよいと考えます。
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