有馬記念オルフェーヴル超えだ!キズナ武豊のアドバンテージとは?
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出典:Number
キズナが武豊ジョッキーと2013/12/22の有馬記念でオルフェーヴルに再チャレンジします。オルフェーヴルがラストランとなるため、キズナにとっては最後のチャンス。世代交代を成し遂げたい一戦です。
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まだオルフェーヴルとの差を感じた凱旋門賞
まず間違いなくこの時が現時点のMAXオルフェーヴル。キズナもMAXでしょう。
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まだこの時点ではオルフェーヴルの背中は遠かったですね。
やや先に仕掛けたとは言え、残り300mからさらっと突き放されてしまいました。
凱旋門賞時点では差がありましたが、有馬記念でキズナが逆転する要素は幾つかあります。そのアドバンテージをご紹介していきましょう。
キズナのアドバンテージ1:3歳馬の成長力
まずキズナはまだ3歳馬。育ち盛りの若武者です。レースをおうごとに強くなっていきます。対してオルフェーヴルは5歳。完成の域をやや過ぎていますし、去年と今年の凱旋門賞比で実際パフォーマンスを落としてきていると思います。
つまりキズナは前走よりも成長してパフォーマンスを上げてくる可能性がありますが、オルフェーヴルは状態の維持が精一杯だということです。
キズナのアドバンテージ2:3歳馬の若さ
これは回復力にも影響が出ます。
人間も同じで若い時は少し休めばすぐに回復し、さらに成長してパフォーマンスを上げますが、年をとってくると全力出した後に状態が戻ってくるまでに時間がかかります。
3、4歳馬は間隔が狭くてもしっかり走れますが、5歳、6歳と年をとってくるとMAXパフォーマンス後はしっかり間隔を空ける必要があるのです。
キズナのアドバンテージ3:斤量
有馬記念ではオルフェーヴルが背負う斤量は57kg、一方キズナは55kg。まだ2kgの斤量差があります。急成長中の3歳で2kgの恩恵は正直ありがたいところでしょう。
キズナのアドバンテージ4:武豊
鞍上は引き続き今年G1100勝を達成した武豊ジョッキー。大舞台で最も信頼がおける騎手の一人。先週のジャパンカップダートでも僅差の2着と好調キープ。
大舞台での豊富な経験がキズナを後押ししてくれます。コンビもすっかり板についてきてますしね。
それでもオルフェーヴルという壁は高い
これだけアドバンテージを上げましたが、やはりオルフェーヴルに勝つには相当なパフォーマンスが必要です。こちらは引退レースということもあって、一球入魂できます。
極限の勝負では全てが噛み合う運が必要ですが、それはどちらが持っているのか?はたまた違う馬か?今から有馬記念の楽しみがつきませんね!