オルフェーヴルは記憶の名馬！圧勝引退で種牡馬・血統価値↑産駒注目

出典：Sportiva

オルフェーヴルが引退レース有馬記念をぶっちぎり！ファンの記憶に深く残るラストランを見せてくれました。生で観戦したファンは本当に幸せな瞬間だったことでしょう。記録も素晴らしいですが何より”記憶”に残る名馬でした。

引退レースとなった2013年有馬記念。追い切りのパフォーマンスが悪く、出来に不安説が囁かれる中、完全に次元の違うレースで圧勝しちゃいました。

道中は折り合いに専念。外目後方でじっと脚をためていました。３コーナーすぎからスピードUP。スピードに乗った後が圧巻の一言。

外を回りながら直線入る頃には軽～く先頭にたってしまいます。その後は差を広げる一方。ラスト100mはスピードを緩め流す余裕まで。もう完全に力が違うというレースを見せてくれました。

2着との差はなんと8馬身！誰が何と言おうと”最強”を認めざるを得ない引退レースでした。ウィンバリアシオンもゴールドシップももうチャレンジできませんが、「参りました！」とスッキリ引退の花道を見送ることができることでしょう。

オルフェーヴルの血統は

父　ステイゴールド

母父　メジロマックイーン

母母父　ノーザンテースト

父系も母系も日本で代々受け継がれてきた底力ある血統です。

オルフェーヴルの素晴らしいポテンシャルも相まって非常に魅力的な種牡馬と言えるでしょう。

身体はそんなに大きくありませんが、底力ある健康的な子供達が生まれて来るのではないでしょうか。

出典：keiba.nifty.com

兄ドリームジャーニーも宝塚記念や有馬記念などを勝った名馬です。血統は全く同じですが、こちらはオルフェーヴルよりも更に身体が小さく、種付けも順調ではないようです。

ドリームジャーニーの産駒にも期待が持てますが、オルフェーヴルの産駒にはその何倍もの期待ができそうです。

2度の凱旋門賞挑戦でいずれも2着。ディープインパクトの３着入線失格も相当悔しかったですが、オルフェーヴルの2着は日本人として相当大きなものでしたね。

その夢は産駒に受け継がれることになります。

早くて4年後でしょうか？

オルフェーヴルの子供達が世界を席巻する日を夢見て本記事を締めたいと思います。

オルフェーヴル、本当にお疲れ様でした。

ほっとな物語