来秋NHK朝ドラヒロインのリタ(ジェシー・ロバータ・カウン)て?
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来秋のNHK朝ドラ『マッサン』であまちゃん以来のヒロインオーディションが行われるそうです。
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ヒロインはニッカウヰスキー創業者竹鶴政孝さんの妻
出典:ウィスキーマガジン
マッサンのヒロインのモデルはニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝さんの妻リタさんです。
本名は「ジェシー・ロバータ・カウン」。
“夢に生きる不器用な日本男児”と“大阪弁を話す気品溢れる英国人妻”というデコボコ夫婦が織りなす、笑って、泣ける “夫婦の人情喜劇”として、映画『パッチギ!』や『フラガール』などで日本アカデミー賞優秀脚本賞、最優秀脚本賞を受賞した脚本家・羽原大介さんが脚本します。
実際のリタさんはどんな人だった?
ドラマでは“大阪弁を話す気品溢れる英国人妻”というキャラ設定のリタさん。実際の所はどんな女性だったんでしょうか?
リタは身体が弱かったが聡明で、英文学とフランス語と音楽をグラスゴー中心部の専門学校で学んでいた。
引用元:ウィスキーマガジン
後年、政孝は結婚してスコットランドに残ろうかとリタに問いかけたことを回想している。それに対するリタの答えは「あなたの夢は日本でウイスキーを作るこ となのだから、私たちは日本に行かなければならない」というものだったという。もしリタが政孝の提案を受け入れてスコットランドに残っていたら、ウイス キーの世界はどうなっていたのだろう。
引用元:ウィスキーマガジン
リタは日本に来てまもなくから政孝のことを「マッサン」と呼んだ。「マサタカ・サン」の発音が難しかったからだ。「日本語を覚えたい」というリタに、政孝は「日本語より日本料理を習ったらどうだ。一人前に日本料理が作れたら立派な日本人だ」と答えた。
引用元:ニッカウィスキー
竹鶴家では、九月から樽を洗い三百六十五本の大根を干し、必ず十一月五日に漬け始めた。すぐ食べるものと夏までもたせるものとでは、塩加減もかえた。白菜漬けもイカの塩辛つくりもリタの仕事だった。「塩辛は、どんなに冷たくても母は毎日素手でかき混ぜていました。人肌の温度が塩辛をおいしくするって言って」政孝ののぞんだ通り徹底的に日本食を勉強したリタは、漬物も塩辛も名人になっていた。
引用元:ニッカウィスキー
リタは昼の弁当を十一時に作り始め、できたての温かいものを毎日、工場に届けた。政孝や威の帰宅時間にもうるさかった。「リタおふくろは、予定よりちょっとでも遅くなると機嫌が悪くなってね。『ゆでたジャガイモも、粉をふく一番おいしい瞬間に出せるように準備しているのだから』って怒るのですよ」
引用元:ニッカウィスキー
なかなか情報が少ない女性ですが、引用させていただいたエピソードからすると、
夫への愛は凄かった!
自分の人生よりも夫への夢を優先して日本に来たことや、竹鶴さんに日本料理を学んだらいいと言われたらしっかり勉強する、弁当も食事も最高の状態で提供し続けるなどのエピソードから本当に夫を愛していたことが伺えますね。
やると決めたらやる!
九月から樽を洗い三百六十五本の大根を干し、必ず十一月五日に漬け始めた。などのエピソードからも分かりますが、やると決めたらやる人だったんでしょうね。
戦争中は非常に苦労が多かった。
時代が時代だけに、容姿の違うリタさんは格好の的だったようです。しかし、一度も母国に帰りたいとは言わなかったそうです。
沢山見習うべき所がある女性ですね。
ドラマタイトル”マッサン”はリタが夫を呼ぶ時の呼び名から
先の引用文でご紹介していますが、ドラマのタイトル『マッサン』はリタが夫を呼ぶ時に上手く発音できなくてそう呼んでいたことにちなんで付けられたタイトルです。
夫婦の問答をよりイメージしやすいタイトルですね。
オーディション結果は2~3月に決定予定
オーディションは来年1月に行われ、2~3月には決定予定です。画面上ではどのようなリタさんがお茶の間を賑わすのか?今から楽しみです!