大奥江戸の着物!名前と値段はいくらで引きずりの意味と帯の種類は
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『大奥~永遠~〔右衛門之佐・綱吉篇〕』を見損ねてしまった人に。TBSで再び放送されますね。フジテレビでも『大奥』シリーズが以前放送されていましたが、良かったですよね。このときは女子がメインなので衣装もすごかったです。大奥をテーマにしたドラマや映画の何がいいのかっていうと衣装ですよね。あの豪華絢爛たる衣装たちにはうっとりさせられます。大奥の着物の名前や値段を見てみましょう。
大奥の着物にはどんなのがあるの?値段も見てみよう
フジテレビ『大奥』シリーズのお着物たちです。豪華絢爛ですね。着物は宝石の類がいらないと言われているほどに布の染め織りが命です。こんなんだったら宝石なんか入りませんね。フジテレビの『大奥』で菅野美穂さんが着ていたお着物は1000万ぐらいなのだそうです。
お引きずりって何?打掛は武家、掻取は公家
現在、婚礼衣装の打掛に残っているように、おはしょりを作らないで帯を締める着方のことを言います。袂に綿が入っていて、それを引きずるわけですね。打掛は武家の女子の晴れ着の名前です。公家では打掛のことを掻取(かいどり)といいます。
着物の着付けで手間取るのがおはしょりですので、この時代はいいなぁとちょっと思ってしまいます。ズリズリ引きずってすそが汚れちゃうんじゃと思ってしまいますが、外出などで汚れたくないときはしごき帯とか、からげ帯という名前の帯を腰に巻いて裾を上げていたようですね。今で言う腰紐の役割を担いつつ、しごき帯自体も一つのファッションアイテムとして使われていたんでしょうか?
花嫁衣裳や七五三の衣装で帯の下のほうに巻く帯がこの流れをくんでいます。
江戸時代の帯の種類と流行り、打掛用の帯は掛下帯
安土・桃山時代の帯を見ると幅や形態がずいぶん違っているんですよね。遊女が締めていた名護屋帯はいまの帯締めをちょっと太く、長くしたようなものです。何回かお腹にまいてリボン結びみたいにして使っていたみたいです。天下泰平の世になって爆発的な人気を誇ります。
江戸時代は町人が力を付けてきた時代で、元禄時代に今の着物の原型が完成されています。振りが長くなるほどに帯の幅も広がっていったようです。帯の幅は一つの流行のバロメーターだったんでしょうね。
徳川260年の歴史の中にみる帯の種類も様々です。名護屋帯、附帯、掛下帯などがあります。打掛に使っていた帯は掛下帯です。
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